沈香　煙少香桐箱入

日本人に古くから愛されてきた「桐」の小箱に入った沈香のお線香。沈香の奥ゆかしくも優雅な香りは悠久の時を越え、現代においても人々を魅了し続けています。あわただしい現代生活でこそ香りを通して雄大で普遍的な自然を感じたいものです。
最高峰の天然香木『沈香』で私たちの心を浄め、安らかにさせます。
現代生活に合わせた煙の少ないタイプを採用しています。

<沈香について>
沈香は、ジンチョウゲ科のジンコウ（木の名前）から作られます。沈香は樹幹の損傷部にたまった樹脂が凝固したもので、これを土中に埋めるなどして樹脂のない部分を腐朽（ふきゅう）させて取り除き、薫香科にします。ジンコクのほかに、同じ種類の他の科に属する樹木にもありますが、もっとも良質の沈香が採れるのはジンコウです。良質のものは比重が重く、水に沈むので、その名前の通り『沈香』といいます。 また東大寺正倉院に納められた沈香は蘭奢待（らんじゃたい）と呼ばれ、香道でもっとも尊ばれているそうです。